今回は、無料で使える便利なパーティション管理ソフト「パーティションウィザード」を紹介していこうと思います。
実際に使ってみた感想やパーティションウィザード(主に無料版)の主な機能、アップデートして進化した新機能について紹介していきたいと思います。
アップデートした内容
- Windows11との互換性を持つ。
- データリカバリー性能を大幅に強化。
- FAT32型ディスクの操りを改善。
パーティションウィザードでできること
- パーティション分割・結合
- サイズの変更
- トラブルの解消
- HDDをSSDに変換できる。逆も可能
- ベンチマーク機能(ディスクが正常に動作しているか診断)
など、記憶媒体の管理を簡単に安全にできるソフトウェアです。
パーティションの分割・結合、サイズの変更などのやり方は、ダウンロード方法の後に説明します。
ダウンロード方法
公式ホームページに行ってダウンロードボタンをクリック
ホームページのURLは下記
https://www.partitionwizard.jp/free-partition-manager.html
ホームページに移動したら、右上のダウンロードをクリックします。
すると、無料版、プロ版、サーバー版と出てくるので、無料版の下のダウンロードをクリック
すると、「ダウンロードありがとうございました。」というページに移り、左下を見るとファイルがダウンロードされているので、このファイルを開きます。
すると、セットアップに使用する言語を選択する画面が出てきます。
日本語で良い方は、OKをクリック
すると、どのソフトウェアの種類をインストールするのかチェックを入れる画面になります。
使いたい機能に合わせてチェックを入れてください。
(今回はすべての機能を使いたいので3つ全てにチェックを入れます。)
「次へ」をクリックしたら、ソフトウェアの保存先(インストール先)を指定する画面になります。
どこに、インストールするのかを指定して「次へ」をクリック
すると、インストールが始まるので終わるまで待ちましょう。
インストールが終了したら、「完了」をクリック
もし、すぐにソフトを起動したい方は、チェック欄にチェックを入れると完了を押した後、自動的に起動します。
これで、ダウンロード完了です。
基本機能の使い方
それでは、無料版で使えるパーティションの分割・結合、サイズの変更などのやり方を
紹介していきます。
パーティションの分割
パーティションを分割するメリット
・データが整理整頓しやすい。
・バックアップしやすい
・パソコンの動作が快適になる。
分割したいディスクの上で右クリックをして、「分割」をクリック
すると、新しいパーティションの領域をどれくらいのサイズにするか指定する画面が出てくるので、
パーティションの領域サイズをスライダーで調節します。(数値を入力してサイズを調節することも可)

スライダーで調整できるのは、簡単でわかりやすい
「OK」をクリックすると、先ほどのディスクがパーティションで分割されています。

たったの3ステップでパーティションを分割できる
このままでは、まだ設定が反映されていないので、左下の「適応」をクリックします。
すると、「本当に操作を適用しますか?」と聞かれるので「はい」をクリック
適用が完了すると、下の画像の画面になると思います。
この画像が、表示されれば、分割完了です。
パーティションの移動・サイズ変更
分割する時と同様に、サイズ変更したいディスクを右クリック、移動/サイズ変更をクリック
すると、どのサイズに変更するかを調整できるので、スライダーもしくわ数値を入力して変更したい
サイズに調整します。
すると、新たに「未割り当て」というディスクができ、サイズ変更ができました。
拡張
次は、先ほど新しくできた「未割り当て」を使って、ディスクを拡張する方法について説明します。
今まで通り、拡張したいディスクを右クリック、拡張をクリックします。
すると、「未割り当て」のディスクのサイズをどれくらい利用するかをスライダーで調整します。
(今回は全ての空き領域を使いたいので、最大サイズにします。)
「OK」をクリックしたら、「未割り当て」のディスクがなくなって、拡張したディスクのサイズが大きくなっていると思います。
ここでは、まだ先ほど変更した2つの設定(サイズ変更と拡張)が反映されていないので、左下の「適応」をクリックして反映していきます。
パーティション結合
パーティションを結合するためには、ファイルシステムをFAT32から、NTFSに変換が必要
(結合するディスクどちらもファイルシステムがNTFSの場合は、そのままできます。)
ファイルシステムは、メインの画面に表示されています。
これまで通り、結合したいディスクを右クリック、結合をクリック
すると、ディスクを選択する画面になるので、結合先となるディスクを選択 「次へ」をクリック
再度ディスクを選択する画面になるので、次は結合するディスクを選択 「完了」をクリック
「完了」をクリックすると、ディスクが結合されて1つになっていると思います!
ディスクが結合されたのを確認したら、左下の「適応」をクリックして設定を反映しましょう。
ベンチマークテスト
簡単に言うと、HDD・SDDなどの記憶媒体の健康診断
ディスクにデータを読み込ませ、データ転送速度を測定して、
ディスクが正常かどうかを診断すること
結果が悪いと、ディスクの寿命が近い
1番上にある、ディスクベンチマークをクリック。すると、テストしたいドライブを選択したり、転送するサイズを設定することができます。設定が終わったら「開始」をクリック。
すると、下の画像のようにベンチマークテストが始まるのでしばらく待ちましょう。
ベンチマークテストが終わると、結果がグラフで表示されます。
上の画像のように、結果だけ見ても良いのか悪いのかわかりません。
ディスクの状態が良いか悪いかを判断するには、そのディスクの標準読み込み速度と比べる必要があります。
ディスクの標準読み込み速度は、MiniToolのサイトで確認することができます。
ディスクの標準読み込み速度が一覧で載っているページはこちら
使ってみた感想
・見ればわかるような、操作方法で初めてパーティションソフトを使った僕でも簡単に操作ができた。
・パソコンのデータをより安全に扱えるため、現代人には必須ツールだと感じた。
・Windowsにも、標準でパーティション管理ができるアプリがあるらしく、使用してみたが、比べ物にならないくらい、MiniToolのパーティションウィザードの方が使いやすかった。
・これだけの便利な機能を無料で使えることにびっくり!
・また、ベンチマークテストを使えば、どこが悪いのかが1目でわかるので、HDDやSDDを最適なタイミングで交換することができる。
無料版と有料版 比較
無料版と、有料版(プロ版、プロ・プラチナ版)の使える機能を比較してみましょう。
無料版がおすすめな人
パーティションの分割・結合など、基本機能が使えればいい方は無料版がおすすめ
プロ版がおすすめな人
5980円でOSのクローンを作りたいという目的のためだったらPro版でも十分
プロ・プラチナ版がおすすめな人
データ復旧・パーティション復元もしたい方は、プロ・プラチナ版がおすすめ。
まとめ
このMiniTool パーティションウィザードを使えば、大切なビジネスデータ管理するのも趣味の動画編集でたくさんの動画を管理するのにも便利で安全です。
もし、パーティション管理ソフトを探している方は、ぜひMiniToolのパーティションソフトを使ってみてください。
おわり
コメント